フェレットにおやつを与え始める時期とタイミング

おやつは与えて良いのか?

フェレットは肉食の生き物であり、基本は肉を食べて生活します。
人間であれば、クッキーやポテトチップスなどをおやつとして食べますが、フェレットにはそのような考えは備わっていません。
しかも、人間が食べる加工食品や果物などは、場合によっては毒になることもあり、食べられても消化できず、胃や体に負担をかけることも多いです。
無理に食べさせると、痙攣する、嘔吐するなど良くありません。

またフェレットは間食という考えはなく、好きな時間にお腹がふくれるだけ食事をするので、おやつがなくても生きていけます。
自分でお腹いっぱいになると食べなくなるので、通常は太るようなこともなく、おやつも必要ないです。
ただ、飼い主としては、しつけして言うことを聞いたとき、一緒に遊んでいるときなどは、何かご褒美としておやつを与えたいかもしれません。

通常の食事と同じぐらい沢山与えるのは良くないですが、味見する程度の少し与えるなら大丈夫です。
しかし、フェレットが人間の食べ物の味を覚えてしまうと、普通のエサは食べなくなるので、おやつは少量だけ与えるようにしましょう。

おやつを与え始める時期

フェレットが、生後3ヶ月程度の、エサをお湯でふかして、離乳食を与えているときには、おやつはまだ早いです。
生後4ヶ月以上になればと、様子を見ながら、少しずつおやつを与えてみると良いでしょう。
食べたことのないような物は、抵抗を示し、最初は与えてみても、食べないかもしれません。
少しずつ様子を見ながら与えてみて、興味を示してくれる食べ物を与えると良いでしょう。

また多すぎないように量に気をつけて与えるようにして、食べるからと言っていくらでも与えてはいけません。
与えたとしても食べないようであれば、無理して食べさせるようなことはせずに、様子を見ましょう。

おやつとして適した食べ物

フェレットは肉食なので、やはりおやつとしても肉を与えるのが良いです。
専用のジェーキーが売っているので、それを与えてみると良いでしょう。
乾燥させた鶏肉など、加工した肉でも良いですが、その場合は塩や砂糖などを一切使っていない、肉だけの食べ物をおやつとして与えます。
人間が食べるような肉やジャーキーは、味付けされており、塩や甘味料が使われているので、与えないようにします。
おやつ以外にも、歯磨き効果のある肉などもあります。

また、肉だけを使った食べ物をおやつとして与えますが、シンプルな食べ物なので、原材料にこだわる飼い主も多いです。
または、飼い主の方が、肉を使っておやつを作り、与えるようなこともあります。
肉であれば、ささみなどを、骨や筋を取り、オーブンなどで焼けば、そのままおやつとして出来上がります。

フェレットに与えてはいけないエサ

基本は人間が食べるものは与えない

フェレットには、フェレット用となっているエサを与えるようにして、人間が食べる食べ物は与えないようにします。
飼い主としては、かわいいから、食べたそうにねだるからなどの理由で与えることがありますが、食品によっては、命に関わる危険もあります。

また、フェレットの近くに、手の届くような場所に、人間が食べる食べ物を置かないようにしましょう。
食事のときにも、フェレットが寄ってきたとしても、食事している食べ物を与えるようなことをしてはいけません。
飼い主が与えるエサの管理をして、健康管理をするようにします。

特に気を付けたい食品

・ネギ類

ネギ類は、食べると下痢や中毒症状を起こすので、与えないようにして、また近くに置かないようにしましょう。
ゆり根も同じであり、らっきょうなどもネギ類として与えてはいけません。

・生の豚肉

トキソプラズマ症を引き起こすことがあり、その感染源となる場合があります。
与えるとしたならば、生のままでなく、しっかり中まで火を通し、殺菌して与えるようにしましょう。

・ジャガイモの芽

芽にはソラニンという有毒物質が含まれており、生物にとって毒です。
人間だと少量食べても問題ないですが、体の小さいフェレットは、芽の部分を1カ所だけ食べたとしても、毒性が強いです。
呼吸困難、嘔吐や下痢などの症状を発症することがあるので、与えないようにしましょう。

ちなみにジャガイモのそれ以外の部分は、フェレットが食べても毒にはなりませんが、肉食の生き物なので、基本は野菜は与えないで良いです。
さらには、油で揚げていたり、塩を振るなどすると、なおさらフェレットには良くないでしょう。

・魚介類

生魚には寄生虫がいるので、加熱して与えるようにします。
イカやタコ、カニなどの甲殻類は、消化しにくく、フェレットの胃に負担をかけるので、与えない方が良いです。

・卵の白身

アビジンという成分が含まれており、これはビオチン欠乏症という症状を誘発します。
皮膚炎や食欲不振、脱毛、疲労などを引き起こすので、加熱して与えるようにします。

・加工食品

基本的にフェレットには与えない方が良いです。
チョコレートやケーキ、果物、香辛料などは、体への負担をかけるので、フェレットには与えないようにします。
食品によっては、痙攣などの中毒を起こすことがあり、問題なく食べたとしても、カロリーが高いので肥満の原因となります。

・肉類

肉類を与えるならば、よく加熱して、たれや醤油、塩などはつけずに、そのまま与えます。
ただ、骨付きなどの肉は、食べると胃を傷つけることがあり、骨のない肉を与えましょう。
レバーは与えすぎると、関節痛や脱毛の原因となり、与えすぎは良くありません。

フェレットのブラッシング方法

必要な道具と頻度

フェレットも、ブラッシングしないで放っておくと、自分で毛繕いしたときに、その毛を飲んでしまいます。
胃や腸に入った毛は、消化されずに溜まっていき、食欲不振、嘔吐などを引き起こす原因となります。
最悪の場合は手術となるので、飼い主が定期的にブラッシングを行う必要はあります。
ブラッシングすれば、抜け毛を減らして、部屋も汚れにくくなります。

ブラッシングの頻度は、週に2回から3回行えばよいです。
体の大きな生き物ではないので、ブラッシングは毎日行うほどでもなく、ブラッシングしてもそれほど時間はかかりません。
飼い主とのコミュニケーションをとるのにも、ブラッシングはよいでしょう。
しかし、毎日頻繁に行うと、逆に皮膚を傷つけてしまい、必要な毛まで抜けてしまいます。

必要な道具としては、小動物用のブラシがあれば十分です。
毛が密集しているような場所には、目の細かいコームがあれば良いでしょう。

ブラッシングの仕方

ブラッシングを行うときは、抱っこしてから行ってあげるのが良いです。
もしも暴れるようであれば、首元を持ち、固定してからブラッシングをしてあげましょう。
ブラシは先が鋭くなっているので、暴れたまま行うと、怪我させることもあります。
背中から毛並みに沿りブラシを入れてあげて、首元は痒がることがあるので、優しくブラッシングします。
コームを使うときは、寝かせて毛に沿って使っていきます。
背中側からブラッシングをしたら、次はお腹側もしてあげましょう。

頻度は週に2回から3回で良いですが、力を入れすぎると、皮膚を傷つけることがあるので、優しくブラッシングしてあげます。

暴れるとき

フェレットは飼い主に慣れていないと、暴れることもあります。
生まれてから半年ぐらいは、どうやっても飼い主に慣れない子もいますが、生後1年ぐらいから飼い主に慣れるようになります。
何よりも、フェレットとスキンシップを取ることが大切であり、信頼関係を築かないとなりません。

スキンシップを取るには、一緒に遊んであげるのが良いです。
ケージの中だけだとストレスを溜めてしまい、運動不足にもなります。
1日に1回はケージの外に出してあげて、飼い主が一緒に遊びましょう。
ボールを使ったり、服の中に潜り込ませるなどして、遊んであげることが出来ます。
怪我しないようなものを使って遊んであげると良く、飼い主に慣れていけば、抱っこしても暴れないようになります。
また、飼い主は無闇にフェレットにストレスを与えないようにして、フェレットを怖がらせると、恐怖心で飼い主に懐こうとしなくなります。
ただ飼い主もフェレットには怯えず、堂々した態度で接する必要はあります。