フェレットの定期健診をしよう

飼い主が健康管理する

フェレットを健康に飼うためには、飼い主が世話をする以外にも、健康診断を受けさせて、健康管理をしないとなりません。
フェレットの寿命は8年ぐらいですが、飼い主が健康管理をすると10年ぐらい生きることも可能です。

まずは購入したら、1週間以内に、健康診断を受けさせましょう。
通常ペットショップでは、購入されるまでの間は、お店が責任を持って健康管理をしますが、中には雑に管理しているお店もあります。
そのために、先天性の病気を持っていてもわからないまま販売されることもあります。
そのような事も含めて、病気がないかどうか見るために、まずはすぐ健康診断を受けさせます。

ウイルス感染を防ぐためにも、飼った時は、年に1回はワクチン接種をさせます。
特に犬や猫と一緒に飼うと、病気をもらうこともあるので、ワクチン接種は大切です。
健康診断も年に1回は受けさせるようにして、定期的に病気になっていないか、見てあげましょう。
毎年健康診断を受けることは、早めに病気を発見することにもなり、大事になる前に対処できます。

人間よりもフェレットは、体調変化に気づきにくく、また確実に年を取っていき老化は進みます。
表面に変化が現れなくても、体は老化していくので、見えない病気になっていることもあるかもしれません。

健康診断の費用と内容

健康診断は、何を行うかでも、それぞれによって費用がかかります。
理想は季節ごとに行うのが良いですが、少なくとも年に1回は健康診断を受けさせましょう。
また脱毛など体に変化があれば、すぐに健康診断を受けさせた方が良いです。

・身体検査

触診し、腫瘍やしこりはないか、脱毛はないか、ダニはいないか、口の中は綺麗かなどを見ていきます。
検査費用としては、2,000円前後かかります。

・血液検査

血液を採取して検査し、血糖値などの数値を確認し、リンパ腫などの病気を発見するに役立ちます。
血液検査は、表面に表れない病気を発見するのに役立つので、健康診断では行うようにしましょう。
検査費用としては、5,000円前後かかります。

・尿検査

尿を採取し、結石や泌尿器疾患などを調べます。
フェレットは結石が出来やすい生き物なので、血尿など出ていると、早期発見できます。
検査費用は、3,000円前後かかります。

健康診断の内容としては、このようなものとなり、診断をするときは、全部受けさせるようにしましょう。
ワクチン接種を行うと、もう少し費用はかかり、全部で1万円から2万円ぐらい、1回の健康診断でかかります。
ただ、病気になると10倍以上の費用が発生することも多いので、そのことを考えると、健康診断は、理想は季節ごとに受けさせるのが良いでしょう。

フェレットにおやつを与え始める時期とタイミング

おやつは与えて良いのか?

フェレットは肉食の生き物であり、基本は肉を食べて生活します。
人間であれば、クッキーやポテトチップスなどをおやつとして食べますが、フェレットにはそのような考えは備わっていません。
しかも、人間が食べる加工食品や果物などは、場合によっては毒になることもあり、食べられても消化できず、胃や体に負担をかけることも多いです。
無理に食べさせると、痙攣する、嘔吐するなど良くありません。

またフェレットは間食という考えはなく、好きな時間にお腹がふくれるだけ食事をするので、おやつがなくても生きていけます。
自分でお腹いっぱいになると食べなくなるので、通常は太るようなこともなく、おやつも必要ないです。
ただ、飼い主としては、しつけして言うことを聞いたとき、一緒に遊んでいるときなどは、何かご褒美としておやつを与えたいかもしれません。

通常の食事と同じぐらい沢山与えるのは良くないですが、味見する程度の少し与えるなら大丈夫です。
しかし、フェレットが人間の食べ物の味を覚えてしまうと、普通のエサは食べなくなるので、おやつは少量だけ与えるようにしましょう。

おやつを与え始める時期

フェレットが、生後3ヶ月程度の、エサをお湯でふかして、離乳食を与えているときには、おやつはまだ早いです。
生後4ヶ月以上になればと、様子を見ながら、少しずつおやつを与えてみると良いでしょう。
食べたことのないような物は、抵抗を示し、最初は与えてみても、食べないかもしれません。
少しずつ様子を見ながら与えてみて、興味を示してくれる食べ物を与えると良いでしょう。

また多すぎないように量に気をつけて与えるようにして、食べるからと言っていくらでも与えてはいけません。
与えたとしても食べないようであれば、無理して食べさせるようなことはせずに、様子を見ましょう。

おやつとして適した食べ物

フェレットは肉食なので、やはりおやつとしても肉を与えるのが良いです。
専用のジェーキーが売っているので、それを与えてみると良いでしょう。
乾燥させた鶏肉など、加工した肉でも良いですが、その場合は塩や砂糖などを一切使っていない、肉だけの食べ物をおやつとして与えます。
人間が食べるような肉やジャーキーは、味付けされており、塩や甘味料が使われているので、与えないようにします。
おやつ以外にも、歯磨き効果のある肉などもあります。

また、肉だけを使った食べ物をおやつとして与えますが、シンプルな食べ物なので、原材料にこだわる飼い主も多いです。
または、飼い主の方が、肉を使っておやつを作り、与えるようなこともあります。
肉であれば、ささみなどを、骨や筋を取り、オーブンなどで焼けば、そのままおやつとして出来上がります。

フェレットに与えてはいけないエサ

基本は人間が食べるものは与えない

フェレットには、フェレット用となっているエサを与えるようにして、人間が食べる食べ物は与えないようにします。
飼い主としては、かわいいから、食べたそうにねだるからなどの理由で与えることがありますが、食品によっては、命に関わる危険もあります。

また、フェレットの近くに、手の届くような場所に、人間が食べる食べ物を置かないようにしましょう。
食事のときにも、フェレットが寄ってきたとしても、食事している食べ物を与えるようなことをしてはいけません。
飼い主が与えるエサの管理をして、健康管理をするようにします。

特に気を付けたい食品

・ネギ類

ネギ類は、食べると下痢や中毒症状を起こすので、与えないようにして、また近くに置かないようにしましょう。
ゆり根も同じであり、らっきょうなどもネギ類として与えてはいけません。

・生の豚肉

トキソプラズマ症を引き起こすことがあり、その感染源となる場合があります。
与えるとしたならば、生のままでなく、しっかり中まで火を通し、殺菌して与えるようにしましょう。

・ジャガイモの芽

芽にはソラニンという有毒物質が含まれており、生物にとって毒です。
人間だと少量食べても問題ないですが、体の小さいフェレットは、芽の部分を1カ所だけ食べたとしても、毒性が強いです。
呼吸困難、嘔吐や下痢などの症状を発症することがあるので、与えないようにしましょう。

ちなみにジャガイモのそれ以外の部分は、フェレットが食べても毒にはなりませんが、肉食の生き物なので、基本は野菜は与えないで良いです。
さらには、油で揚げていたり、塩を振るなどすると、なおさらフェレットには良くないでしょう。

・魚介類

生魚には寄生虫がいるので、加熱して与えるようにします。
イカやタコ、カニなどの甲殻類は、消化しにくく、フェレットの胃に負担をかけるので、与えない方が良いです。

・卵の白身

アビジンという成分が含まれており、これはビオチン欠乏症という症状を誘発します。
皮膚炎や食欲不振、脱毛、疲労などを引き起こすので、加熱して与えるようにします。

・加工食品

基本的にフェレットには与えない方が良いです。
チョコレートやケーキ、果物、香辛料などは、体への負担をかけるので、フェレットには与えないようにします。
食品によっては、痙攣などの中毒を起こすことがあり、問題なく食べたとしても、カロリーが高いので肥満の原因となります。

・肉類

肉類を与えるならば、よく加熱して、たれや醤油、塩などはつけずに、そのまま与えます。
ただ、骨付きなどの肉は、食べると胃を傷つけることがあり、骨のない肉を与えましょう。
レバーは与えすぎると、関節痛や脱毛の原因となり、与えすぎは良くありません。