カナディアンフェレット

元々イタチを飼い慣らしたフェレット

フェレットは元々野生のイタチを農場の農作物や家庭の食料を害虫や害獣から守る、いわゆるネズミ捕りの目的で長い年月を要して飼い慣らした動物です。
近い親戚の動物として、スカンク、ラッコがいます。
現在では、ネズミ捕りの役目は無くなったのですが、その愛嬌ある姿や遊び好きな性格から、ペット目的で飼育され近年人気を博すようになりました。
小動物の中で特に人気で、犬のようにリードを付けて公園や道を散歩する姿も見られるようになりました。

元々イタチ科の動物なので、臭腺から強い臭いを発するのですが、店頭に並ぶフェレット達は、家庭で飼われることが前提なので臭腺を取っています。
1度の出産で平均6~9匹の子供を産む多産の動物で、しかも繁殖期は特に無く、一年中繁殖可能な動物です。
しかし、現在日本に輸入されているフェレットたちは、海外で避妊・去勢の手術を受けて輸入されており、国内の繁殖も進んでいません。
そのため現在国内にいるフェレットの個体の多くは海外生まれの海外育ちなのです。

丸顔と筋肉質な体形が特徴のカナディアンフェレット

カナディアンフェレットは、骨格がガッチリとしており、筋肉質でしっかりした体格をしています。
他の種類に比べて大柄で、特にオスの個体がメスに比べて大きくなる傾向が多くみられるフェレットです。

体型がしっかりしている分、体重も重く、成体では、標準的な体長は雄が約45cm程度、雌が約40cm程度、体重は雄が2㎏弱、雌が1.5kg弱です。
外見上の特徴は、丸顔と筋肉質な体型が特色です。
毛色の種類も豊富で、耳の内側に入れ墨のような濃い色の斑が入る固有の特徴もあります。

やんちゃ坊主のカナディアンフェレット

遊び好きなのは他のフェレットと同様です。
しかし、カナディアンフェレットは特にヤンチャな性格をしています。
一緒に遊びたい方には最適で、おもちゃでともに遊べ、フェレットの運動不足解消やストレス発散にもつながります。

体も大きく、はじめは噛み癖も強いため、根気よくしきちんとしつけなくてはいけません。
しつけの困難さもあり、子供さんのいる家庭にはおススメできません。
また、余裕をもって飼育でき、根気良く躾をする必要がありますので、初めてフェレットを飼う方にもおススメできません。

フェレットの上手な飼い方

食性は肉食性ですが、極少量のくだものも摂取し、食欲が旺盛です。
食事内容は栄養バランスを考慮して管理する必要がありますが、飼育するうえではショップで売られている専用フードが好ましいでしょう。

フェレットは丈夫で飼育が容易な動物ですが、暑さに弱く夏季の室温管理には注意が必要で、28度を超えないようにしなくてはいけません。
赤ちゃん時は伝染病にかかるケースが見られるので、感染予防の接種が必要です。
この時期にかかりやすいジステンパーは感染すれば命を落とすケースが多く、予防接種は必須です。