フェレットに与えてはいけないエサ

基本は人間が食べるものは与えない

フェレットには、フェレット用となっているエサを与えるようにして、人間が食べる食べ物は与えないようにします。
飼い主としては、かわいいから、食べたそうにねだるからなどの理由で与えることがありますが、食品によっては、命に関わる危険もあります。

また、フェレットの近くに、手の届くような場所に、人間が食べる食べ物を置かないようにしましょう。
食事のときにも、フェレットが寄ってきたとしても、食事している食べ物を与えるようなことをしてはいけません。
飼い主が与えるエサの管理をして、健康管理をするようにします。

特に気を付けたい食品

・ネギ類

ネギ類は、食べると下痢や中毒症状を起こすので、与えないようにして、また近くに置かないようにしましょう。
ゆり根も同じであり、らっきょうなどもネギ類として与えてはいけません。

・生の豚肉

トキソプラズマ症を引き起こすことがあり、その感染源となる場合があります。
与えるとしたならば、生のままでなく、しっかり中まで火を通し、殺菌して与えるようにしましょう。

・ジャガイモの芽

芽にはソラニンという有毒物質が含まれており、生物にとって毒です。
人間だと少量食べても問題ないですが、体の小さいフェレットは、芽の部分を1カ所だけ食べたとしても、毒性が強いです。
呼吸困難、嘔吐や下痢などの症状を発症することがあるので、与えないようにしましょう。

ちなみにジャガイモのそれ以外の部分は、フェレットが食べても毒にはなりませんが、肉食の生き物なので、基本は野菜は与えないで良いです。
さらには、油で揚げていたり、塩を振るなどすると、なおさらフェレットには良くないでしょう。

・魚介類

生魚には寄生虫がいるので、加熱して与えるようにします。
イカやタコ、カニなどの甲殻類は、消化しにくく、フェレットの胃に負担をかけるので、与えない方が良いです。

・卵の白身

アビジンという成分が含まれており、これはビオチン欠乏症という症状を誘発します。
皮膚炎や食欲不振、脱毛、疲労などを引き起こすので、加熱して与えるようにします。

・加工食品

基本的にフェレットには与えない方が良いです。
チョコレートやケーキ、果物、香辛料などは、体への負担をかけるので、フェレットには与えないようにします。
食品によっては、痙攣などの中毒を起こすことがあり、問題なく食べたとしても、カロリーが高いので肥満の原因となります。

・肉類

肉類を与えるならば、よく加熱して、たれや醤油、塩などはつけずに、そのまま与えます。
ただ、骨付きなどの肉は、食べると胃を傷つけることがあり、骨のない肉を与えましょう。
レバーは与えすぎると、関節痛や脱毛の原因となり、与えすぎは良くありません。

フェレットのブラッシング方法

必要な道具と頻度

フェレットも、ブラッシングしないで放っておくと、自分で毛繕いしたときに、その毛を飲んでしまいます。
胃や腸に入った毛は、消化されずに溜まっていき、食欲不振、嘔吐などを引き起こす原因となります。
最悪の場合は手術となるので、飼い主が定期的にブラッシングを行う必要はあります。
ブラッシングすれば、抜け毛を減らして、部屋も汚れにくくなります。

ブラッシングの頻度は、週に2回から3回行えばよいです。
体の大きな生き物ではないので、ブラッシングは毎日行うほどでもなく、ブラッシングしてもそれほど時間はかかりません。
飼い主とのコミュニケーションをとるのにも、ブラッシングはよいでしょう。
しかし、毎日頻繁に行うと、逆に皮膚を傷つけてしまい、必要な毛まで抜けてしまいます。

必要な道具としては、小動物用のブラシがあれば十分です。
毛が密集しているような場所には、目の細かいコームがあれば良いでしょう。

ブラッシングの仕方

ブラッシングを行うときは、抱っこしてから行ってあげるのが良いです。
もしも暴れるようであれば、首元を持ち、固定してからブラッシングをしてあげましょう。
ブラシは先が鋭くなっているので、暴れたまま行うと、怪我させることもあります。
背中から毛並みに沿りブラシを入れてあげて、首元は痒がることがあるので、優しくブラッシングします。
コームを使うときは、寝かせて毛に沿って使っていきます。
背中側からブラッシングをしたら、次はお腹側もしてあげましょう。

頻度は週に2回から3回で良いですが、力を入れすぎると、皮膚を傷つけることがあるので、優しくブラッシングしてあげます。

暴れるとき

フェレットは飼い主に慣れていないと、暴れることもあります。
生まれてから半年ぐらいは、どうやっても飼い主に慣れない子もいますが、生後1年ぐらいから飼い主に慣れるようになります。
何よりも、フェレットとスキンシップを取ることが大切であり、信頼関係を築かないとなりません。

スキンシップを取るには、一緒に遊んであげるのが良いです。
ケージの中だけだとストレスを溜めてしまい、運動不足にもなります。
1日に1回はケージの外に出してあげて、飼い主が一緒に遊びましょう。
ボールを使ったり、服の中に潜り込ませるなどして、遊んであげることが出来ます。
怪我しないようなものを使って遊んであげると良く、飼い主に慣れていけば、抱っこしても暴れないようになります。
また、飼い主は無闇にフェレットにストレスを与えないようにして、フェレットを怖がらせると、恐怖心で飼い主に懐こうとしなくなります。
ただ飼い主もフェレットには怯えず、堂々した態度で接する必要はあります。

フェレットの抱っこのしつけ方

飼い主のニオイを覚えさせる

フェレットは、新しい環境に慣れない、昔抱っこされて怖い思いをした、などにより飼い主に抱っこされるのを嫌がることがあります。
そのような場合は、飼い主のニオイのついた服を、寝床に置いておきましょう。
またフェレットは、本来は巣穴で暮らす生き物です。

この性質を生かし、小さい頃から飼い主の服の下に入れて、安心させる方法があります。
出来るだけ長く、お腹のところ入れてあげると、そのうち慣れていき安心します。
ただし、お腹のところにフェレットを置いても、驚かすようなことはしないよう気をつけましょう。
飼い主のニオイを覚えれば、ニオイのあるところが落ち着く場所になります。
抱きながらおやつを食べさせるなどしても良いでしょう。

驚かさず抱っこする

・手を洗う

抱っこするときは、手に細菌が付いていることもあるので、抱っこする前は手を洗いましょう。
また急に抱っこすると怖がるので、静かにゆっくりと触って、驚かさないようにして抱っこするようにします。
最初はそっと撫でてあげると、驚かさせずに済みます。

・急に抱き上げない

まずは、フェレットに声をかける、名前を呼ぶなどして、これから抱き上げることを知らせましょう。
フェレットが声を上げていると、威嚇していたり、恐怖心を表したりしているので、そのような時に無理に触ると、噛まれることがあります。
興奮しているようであれば、落ち着くまで待ち、触らないようにしましょう。

急に抱き上げると、驚いて噛みつくことがあります。
ゆっくりと抱き上げ、両手で落とさないように注意して、しっかり捕まえて抱くようにします。
正面から手を出すと噛むことがあるので、横から捕まえて抱き上げます。

抱っこの仕方

抱っこしても、フェレットはすぐに指の間などからすり抜けようとします。
そのまま床に落ちて怪我をすることもあるので、抱っこしたら、フェレットが落ちないように、しっかりと持ち、すり抜けないように気をつけましょう。
耳や手足など、体の一部だけを持つようなことはせず、体全体を持ち上げて抱っこしてあげます。
一部だけ捕まえて持ち上げようとすると、骨折などさせて怪我することがあります。

基本的な抱っこの仕方は、親指と人差し指の間に、フェレットを乗せて、もう片方の手でお尻周辺を持つようにして、両手で体全体を支えて抱っこします。
抱っこしたら、飼い主の体の方に引き寄せるようにすると、すり抜けにくくなり、落とさないで済みます。
また、抱っこすると暴れることがありますが、暴れても手を離さないようにします。
暴れて離すと、暴れれば解放されると思いこんでしまうので、離さないようにしましょう。
抱っこする前は、フェレットの爪を切っておくと、飼い主も怪我しにくくなります。