フェレットに噛まれたとき

フェレットを飼いはじめたときによくあるトラブル

フェレットを自宅に迎え入れるときにはまず最初にいくつかのしつけをしていかないといけません。

トイレの場所や寝る場所を教えるとともに、人と一緒に暮らしていく上で必要になるいくつかのルールを教えていくようにします。

そんなしつけをするときに必ずと言ってよいほど経験するのがフェレットからの噛みつきです。

飼いはじめの頃のフェレットは何かとよく人に噛みつくという行動をしてきます。

あまりにも頻繁に咬み付かれるので飼い主さんの方がフェレットに嫌われてしまっていて攻撃を受けているのではないかと思ってしまうこともあります。

ですがフェレットが噛みつく理由は必ずしも敵愾心を抱いているからというわけではありません。

フェレットが噛みつく理由としては、「不安や恐怖」「驚き」「体調がすぐれない」「歯が生え変わっていてかゆい」「空腹を感じている」ということが挙げられます。

特に飼い始めの頃によく見られる噛みつきは「不安や恐怖」を感じているからということがほとんどです。

フェレットだけでなく犬やネコなども子供の時期にはしばしば飼い主に噛み付いたりしてくるものですが、これは新しい環境に慣れずストレスを感じてしまっているがために手近にいる人に対して攻撃的な行動をとってしまうのです。

噛まれた時にはきちんと叱る

子供の時期のフェレットは力も弱いので咬まれたからといってすぐにひどい怪我をしてしまうということはありません。

ですがもし咬み付かれてしまった場合には冷静に引き剥がし、悪いことをしたのだということを教えるために「ダメ!」といった叱る言葉をかけます。

子フェレットに咬み付かれた時には飼い主さんの中には機嫌をとろうとしてお気に入りの餌やおやつを与えてしまうという人もいます。

しかしこれは大きな間違いで、噛み付いたときにおいしい餌をもらえるということを経験してしまうとそのフェレットにとって「飼い主に噛みつく=餌がもらえる」という誤った記憶を植え付けてしまうことになります。

こういう時の動物の学習はかなり早いので、たった一度だけであってもそれをしてしまったために次から大した理由がなくてもどんどん噛みつきにきてしまうということもあります。

咬み付かれたときには首筋を掴んで引っ張ればすぐにフェレットは離れてくれるので、厳しく叱るということを何度も繰り返し教えていきましょう。

ただし厳しく教えるといっても咬み付かれた時に逆に頭をひっぱたいたり鼻先を弾いたりといった暴力を加えることもやってはいけません。

暴力を伴った調教は確かに効果的なこともありますが、それをしてしまうことでフェレットとの信頼関係が崩れペットとしてのパートナーではなく一方的な主従関係として理解してしまいます。

咬まれたらその理由も詳しく考える

それまで比較的おとなしかったフェレットがある日突然咬みついてきたということもよくあります。

このとき考えられるのが怪我や病気などによって体内の調子がおかしく、具合が悪い時に飼い主から触られたくないと思っての行動です。

私達も病気や怪我でひどくつらいときにはあまり他の人に話しかけられたりされたくないものですが、フェレットも同じように感じています。

むしろ言葉を話すことが出来ないフェレットだからこそ、噛みつくという行動により自分の体調の悪さをメッセージとして伝えているというふうにも言えます。

咬みついた後のフェレットは一旦体を引き離し、ケージの中に入れてしばらく放置する「タイムアウト」という方法が有効です。

この間かごの中で具合が悪そうにしていないか、体を丸めてできるだけ動かないようにしていないかといったことを観察してみましょう。

体調が悪いというとき以外にも、お腹がひどく空いていたり遊びをしたくてじゃれて咬みついているということもあります。

普段からよくフェレットのことを観察しておけば、いつもと違った行動をしたときにどうしてそんなことをしたのかということをも予想しやすくなります。

フェレットの散歩

フェレットの散歩

フェレットと散歩をしてみましょう。
初めての方はその奔放さに驚くことでしょう。
ただその奔放さがフェレットのかわいさであり良いところでもあります。
ですからフェレットの本当の良さは散歩させて初めて分かるのかも知れません。
そのためには散歩させるときの注意点やより良い散歩の仕方をしっかり学ぶべきです。
色々な状況を考えて見ましょう。

ハーネスリードを付ける

散歩の基本中の基本はハーネスリードを付ける事です。
これは逃走しないようにする事もそうですが他人に迷惑をかけない為にも必ず必要です。
もちろん散歩に慣れた上級者であればリード無しでも大丈夫です。
ですが散歩初心者の方はハーネスリードを慣れさせる所から始めるようにしましょう。
そうすれば逃走の確立は減少しますし、万が一逃げられた場合でも格段に捕まえやすくなります。

自転車に注意する

フェレットの目線から言えば自転車は大変大きな物体ですが自転車の側から見ると地面スレスレを歩いているフェレットは非常に見えづらいです。
ですから自転車に轢かれるケースがかなりあります。
また、自転車のブレーキの音にびっくりして思っても無い行動に出てしまうことがあります。
自転車が近づいたときには自分の近くに引き寄せて安全を確保するようにしましょう。

動物に注意する

フェレットを散歩させているといろんな人が寄ってきます。その中には犬を散歩させている人もいます。
犬の飼主は珍しがってフェレットに近づきますがそのときに犬が興奮してしまってフェレットを噛んでしまいます。
一瞬の出来事ですので予期予測をして対応しなければいけません。
その他では鳥類にも襲われる可能性があります。
鳥が近くにいる場合にはしっかり警戒しながら対応しましょう。

夏の散歩

基本的には夏の暑い日には散歩を控えた方が良いでしょう。
フェレットは寒さにはある程度強いですが暑さには大変弱いです。
したがって人間が暑いと感じる日にはフェレットには気温が高すぎます。
さらに、暑く熱された地面の上を歩くのはかなり危険です。
熱されたアスファルトの上などは絶対にやめましょう。

人間

フェレットの散歩をしていると色んな人が寄ってきます。
そのとき安易に触れさせているとフェレットが興奮して他人の手を噛んだりすることがあります。
フェレットに悪気はなく遊ぼうと思っただけでも人は怪我をしてしまいます。
特に子供の場合は何の警戒心も無く触りますので充分に気を付けましょう。

最後に
フェレットを散歩させるときには、周りの環境に充分留意してから行いましょう。
なんの準備もなしに散歩するのはとても危険です。
準備をした上でさらにトラブルになる場合もあります。
楽しい散歩生活が送れるようになりましょう。

フェレットの遊び方

フェレットの遊び方

フェレットは遊ぶのが大好きです。
1日の大半を寝て過ごしていますが、動き出したら止まりません。
もちろんフェレットが遊びたいように遊ばせてあげるのが一番良いのですがそういうわけにも行きません。
飼主側できちんと対応した上でフェレットにストレスを発散させてあげましょう。

室内で遊ばせる

フェレットを部屋で遊ばせるときにはまず部屋の状況をしっかり把握しましょう。
どんなものにも興味を示すので色んなものが危険になります。
まずは隙間に気をつけましょう。
どんな小さな隙間にも潜り込んでしまいます。
冷蔵庫の下やテレビ台の下や裏、ソファーやクッションの下に潜り込むのも大好きです。
もちろんただ潜り込むだけなら良いですが冷蔵庫の下はホコリだらけだったり、濡れていたりすると感電の可能性もあります。
ホコリを吸うと病気になったり目が悪くなったりする可能性があります。

ソファーの下に潜ったままで気付かないうちに誰かがその上に乗ったりしてしまう危険があります。
ですから、まずフェレットを遊ばせるには何も無い状態の部屋で遊ばせるのが一番良いです。
それが無理ならそこから逆算して部屋にどのような物があってどのように危険なのかを明確にしておきましょう。
隙間があるのならダンボールで塞いだりソファーには本を置いたりして潜らせないようにしましょう。

食いちぎったり、かじったりして壊れるものは誤飲の可能性もあります。
フェレットにとって安全な部屋を作ることが室内で遊ばせる第一歩です。
遊ばせる部屋を作ったらあとは動くおもちゃや音が鳴るおもちゃなどを与えれば自然に遊んでくれます。
但し、その時も目を離さずにしっかりと監視しておきましょう。

屋外で遊ばせるとき

フェレットは屋外で遊ぶのも大好きです。
特に屋外では砂場などを掘らせてあげるとかなり深くまで掘って遊びます。
ですから、ハーネスリードは必需品です。
必ず装着してから屋外に出るようにしましょう。
一旦逃げられると名前を呼んでも戻ってきません。
そして他の人にも迷惑をかけることになります。

ハーネスリードは必ず忘れないようにしましょう。
砂場ではハーネスリードさえしっかり持っておけば後は自由に遊ばせてよいでしょう。
砂を掘ったり、走りまわったりとても自由に楽しみます。
くれぐれも監視だけは忘れずに異物を口に入れたり他の動物の糞を体につけたりした場合には素早く対処するようにしましょう。

そして砂場から帰ったらシャンプーや耳掃除を忘れずにしてあげましょう。
その他屋外では砂と同様に雪も大きな遊び場です。
寒さにはある程度強いのできちんと監視をしておけば大丈夫です。

最後に
最後まで飼主の責任で安全の確保をしてあげて快適な遊び方を提供してあげましょう。