目黒動物医療センター

病状によって診療科が分かれた動物の総合病院

目黒動物医療センターは、人間の病院と同じように、癌腫瘍科、整形外科、脳神経外科、皮膚科などの専門の診療科を有した、大規模で珍しい動物病院です。
診療対象動物は、犬や猫だけでなく、兎やフェレットを始めとする小動物です。

フェレットの診療は、まずは小動物科が専門科ですので、初診の際はこちらを受診することになります。
小動物の受診は、科の担当獣医師が在院する曜日に限定されていますので、必ず電話確認をして受診しましょう。

目黒動物医療センター自体は、休日なく開いていますが、火曜日と金曜日は完全予約制なので気を付けましょう。
もちろん当日予約もできますし、急患の場合は受け付けてくれますから、かかりつけになっておくと心強いですね。

初診の場合は自宅で問診票を記入して受診

飼い主や病気で苦しむペットが、病院で診療までの順番待ちの時間を縮めるために、サイト上にPDFファイルの「初診問診票」が用意されています。
言葉で訴えられないペットの症状を、自宅で落ち着いて正確に記入することが、短時間での適切な処置に結びつきます。

また、初診の際には動物保険証、予防接種の証明証を、転院のケースでは過去の検査結果や処方中の薬を持参することも忘れずに。

珍しく小動物診療科が設置されている

この病院では、兎、フェレットを始めモルモットやハリネズミ等、実に多様な小動物が受診しています。
小動物と一口に言っても、診療に当たっては、種類が違えば全く異なる動物たちと考えたほうが良いです。

種類によって、もともと生息していた生活環境も食生活も違いますので当然かかりやすい病気も異なるのです。
そのため、小動物の適切な診療のためには、飼い主へのヒアリングが大きなウェイトを占めることになるのです。

飼い主からのヒアリングを経て、必要な検査結果を見ながら、診療方針を決め、治療が行われることになります。

獣医師から見たフェレットの疾病感受性と予防策

フェレットはその小回りの効く身体特性から昔は欧州を中心に狩りに使われていました。
好奇心が強く人懐っこい性格から近年、日本国内ではペットとして飼われます。

イタチ科のフェレットの食生活は、高タンパク、高脂肪の食事がエネルギー源に必要です。
その食生活の特徴から、他の動物に比較すると中齢期以降にガンなどの腫瘍疾患やホルモン系の内分泌疾患を多く発症します。
また、疾患予防には定期的な予防接種や定期検診が有効です。

最も危険なフェレットの病気

イヌジステンパーウイルスに感染して発症するジステンパーに罹患した場合、ほぼすべてのフェレットは命を落とすと言われるほど危険です。

感染すると、発症初期段階で皮膚に炎症が生じ、進行すれば鼻水、気管支炎等の呼吸器障害、さらに重症化すれば、歩き方に異常がでたり、首が傾き顔が回しにくくなったりする神経症状が出ます。
このジステンバーの予防には予防接種が効果をあらわしますので、必ず接種するようにしてください。