アンゴラフェレット

やんちゃで遊び大好きマイペースな性格

他の種類と比較した場合、多くの個体は気性が荒いと言われることもありますが、見方を変えれば、フェレットの中でも特に場の空気を読まず、マイペースな種類です。

自分が元気いっぱいに楽しく遊んでいるときは、周囲のフェレットたちが眠くても、寝ていても平気でその上を踏み超えていきます。
噛み癖が強いのが難点で、きちんとしたしつけが大切ですが、これがなくなれば、一緒に楽しく遊んでくれます。
ただ、噛み癖を治すには、きちんとしたしつけが必要なので、初めて飼う方には少しハードルが高いでしょう。

アンゴラフェレットの特徴

ガッチリとした大きな骨格を持ち、大きな体をしており、標準的な成体の体重は1kg~2kgとされますが、オスとメスの体格差が大きくオスは2kg近く、雌は1kg程度のものが多いようです。
毛の長さは、短毛種もいますが長毛種がアンゴラフェレットの特徴で、長くて柔らかいモフモフ・フワフワの毛が気持ちいいですよ。

また、体が大きいと言っても、カナディアン種に比べ、筋肉質ではなくフワフワ・ぷよぷよした体質なので、長くてフワフワな毛と合わせ、とても触り心地の良いフェレットです。

突然変異で生まれ、種が固定化されたアンゴラフェレットはまだ数が少ない希少種なので価格は高めです。
そのため、フェレットファンあこがれの的となっている人気のフェレットです。

アンゴラフェレットの毛足の長さ

①ロングは、長毛でフワフワ・モフモフの手触りの良いフェレットで、通常アンゴラといえばロング種を指します。
他種類の個体に比べると一目瞭然です。
また、毛の長さのみならず、鼻の形が異なり、セミロング、ショートの毛足の種類と違い、鼻毛も生えています。

②セミロングでも一般的なフェレットと比較すれば、被毛はずいぶん長めです。
まれにアンゴラのロング種と見分けがつかない場合もありますが、ロング種のように特殊な鼻の形をしていません。

③ショートでも一般的なフェレットと被毛の長さは同じです。
ロング種とセミロング種との区別を明確にする目的でショートという名称を用いています。

値段は、被毛の長さによって異なり、ショート種は5万円程度で買えますが、セミロング、ロングと被毛が長くなるにつれ人気度も高く、従って価格も高くなります。
セミロング種の中にもロング種とは鼻の形が異なるだけで長毛の個体もおり、ロング種に比べれば低価格なため、ねらい目と言えるかもしれません。

アンゴラロングの上手な飼い方

ロング種の魅力はフワフワ・モフモフの長毛で、寒い時期に触れ合うととても温かく気持ちが良いです。
しかし、長毛のフェレットにとっては、その被毛が立派な防寒仕様になっているため、冬場に暖房具の使用し過ぎで部屋を暖めすぎるとフェレットにとっては暑すぎる室温になりますので注意しましょう。

カナディアンフェレット

元々イタチを飼い慣らしたフェレット

フェレットは元々野生のイタチを農場の農作物や家庭の食料を害虫や害獣から守る、いわゆるネズミ捕りの目的で長い年月を要して飼い慣らした動物です。
近い親戚の動物として、スカンク、ラッコがいます。
現在では、ネズミ捕りの役目は無くなったのですが、その愛嬌ある姿や遊び好きな性格から、ペット目的で飼育され近年人気を博すようになりました。
小動物の中で特に人気で、犬のようにリードを付けて公園や道を散歩する姿も見られるようになりました。

元々イタチ科の動物なので、臭腺から強い臭いを発するのですが、店頭に並ぶフェレット達は、家庭で飼われることが前提なので臭腺を取っています。
1度の出産で平均6~9匹の子供を産む多産の動物で、しかも繁殖期は特に無く、一年中繁殖可能な動物です。
しかし、現在日本に輸入されているフェレットたちは、海外で避妊・去勢の手術を受けて輸入されており、国内の繁殖も進んでいません。
そのため現在国内にいるフェレットの個体の多くは海外生まれの海外育ちなのです。

丸顔と筋肉質な体形が特徴のカナディアンフェレット

カナディアンフェレットは、骨格がガッチリとしており、筋肉質でしっかりした体格をしています。
他の種類に比べて大柄で、特にオスの個体がメスに比べて大きくなる傾向が多くみられるフェレットです。

体型がしっかりしている分、体重も重く、成体では、標準的な体長は雄が約45cm程度、雌が約40cm程度、体重は雄が2㎏弱、雌が1.5kg弱です。
外見上の特徴は、丸顔と筋肉質な体型が特色です。
毛色の種類も豊富で、耳の内側に入れ墨のような濃い色の斑が入る固有の特徴もあります。

やんちゃ坊主のカナディアンフェレット

遊び好きなのは他のフェレットと同様です。
しかし、カナディアンフェレットは特にヤンチャな性格をしています。
一緒に遊びたい方には最適で、おもちゃでともに遊べ、フェレットの運動不足解消やストレス発散にもつながります。

体も大きく、はじめは噛み癖も強いため、根気よくしきちんとしつけなくてはいけません。
しつけの困難さもあり、子供さんのいる家庭にはおススメできません。
また、余裕をもって飼育でき、根気良く躾をする必要がありますので、初めてフェレットを飼う方にもおススメできません。

フェレットの上手な飼い方

食性は肉食性ですが、極少量のくだものも摂取し、食欲が旺盛です。
食事内容は栄養バランスを考慮して管理する必要がありますが、飼育するうえではショップで売られている専用フードが好ましいでしょう。

フェレットは丈夫で飼育が容易な動物ですが、暑さに弱く夏季の室温管理には注意が必要で、28度を超えないようにしなくてはいけません。
赤ちゃん時は伝染病にかかるケースが見られるので、感染予防の接種が必要です。
この時期にかかりやすいジステンパーは感染すれば命を落とすケースが多く、予防接種は必須です。

マーシャルフェレット

ペットショップでも人気のマーシャルフェレット

マーシャルフェレットは国内に初めて輸入され紹介されたフェレットでもありファンも多く、国内での人気も高い種類となっています。
その人気に比例してペットショップで多数販売される種類となっており、眼にすることが多いです。

日本国内でフェレットの知名度が上がったのは1990年以降で、それほど昔から知られているわけではありません。
元々フェレットの主な生息地は海外であり、現在でも国内のフェレットの多くは輸入された個体です。
国内での繁殖は進んでおらず、全体の個体数の90%程度は輸入と言われています。
マーシャルフェレットは、生まれも育ちも米国のニューヨークという都会派のフェレットです。

小顔で穏やかな性格のマーシャルフェレット

他の種類と比べた場合の顔の特色は、鼻先が尖った細長いスマートな小顔です。
また変化に富む多彩な毛色も魅力で、好みの毛色を見つけることが出来ます。
最愛のパートナーになってくれるフレットとの出会いを求めて、ショップ巡りをするのも楽しみの一つです。

マーシャルフェレットの性格は穏やかで、噛み癖も無いので子供さんがいる家庭でもOKです。
噛み癖が無い理由は、子供時代に母親と過ごす期間が長いためだと言われます。

遊ぶことが大好きで飼い主にも良く懐き、飼育しやすいので初めてフェレットを飼う方にもおススメの種類です。
ペットショップで見かけてフェレットに関心を持った方は、ぜひこの種類からチャレンジされると良いでしょう。

マーシャルフェレットの値段

国内のフェレットの中では希少ではなくメインの種ですが、別名を「スーパーフェレット」と呼ばれる人気種なので値段は高めです。
比較的フェレットを多く扱うペットショップでは5万円程度から売られており、取り扱いの少ないショップではさらに値段が高めです。
また地域差も大きく、取り扱いショップの多い都心部では低価格であることが多く、取り扱いショップの少ない地方に行くほど高いケースが多いです。

マーシャルフェレットの寿命と病気

フェレットは一般に短命で、種類に関わらず5~10年程度で、4才を過ぎると高齢期に突入する一生の短い動物です。
ただ、人間と同様に、寿命は生活習慣によって大きく影響を受けます。
適切な運動に加え、ストレスを受けない飼育環境で、健康的なバランスのとれた食事内容が突然のお別れを防ぎ、長く生きる秘訣です。

寿命と同様にマーシャルフェレットが患いやすい特有の病気はありません。
よく観察して早期に異常に気付き、受診などの適切な対応を取ることや定期健診や予防接種で病気から守ってあげる必要があります。
また、自宅でできる予防法に、耳掃除による耳ダニ予防や清潔な住環境作り等があります。