フェレットのブラッシング方法

必要な道具と頻度

フェレットも、ブラッシングしないで放っておくと、自分で毛繕いしたときに、その毛を飲んでしまいます。
胃や腸に入った毛は、消化されずに溜まっていき、食欲不振、嘔吐などを引き起こす原因となります。
最悪の場合は手術となるので、飼い主が定期的にブラッシングを行う必要はあります。
ブラッシングすれば、抜け毛を減らして、部屋も汚れにくくなります。

ブラッシングの頻度は、週に2回から3回行えばよいです。
体の大きな生き物ではないので、ブラッシングは毎日行うほどでもなく、ブラッシングしてもそれほど時間はかかりません。
飼い主とのコミュニケーションをとるのにも、ブラッシングはよいでしょう。
しかし、毎日頻繁に行うと、逆に皮膚を傷つけてしまい、必要な毛まで抜けてしまいます。

必要な道具としては、小動物用のブラシがあれば十分です。
毛が密集しているような場所には、目の細かいコームがあれば良いでしょう。

ブラッシングの仕方

ブラッシングを行うときは、抱っこしてから行ってあげるのが良いです。
もしも暴れるようであれば、首元を持ち、固定してからブラッシングをしてあげましょう。
ブラシは先が鋭くなっているので、暴れたまま行うと、怪我させることもあります。
背中から毛並みに沿りブラシを入れてあげて、首元は痒がることがあるので、優しくブラッシングします。
コームを使うときは、寝かせて毛に沿って使っていきます。
背中側からブラッシングをしたら、次はお腹側もしてあげましょう。

頻度は週に2回から3回で良いですが、力を入れすぎると、皮膚を傷つけることがあるので、優しくブラッシングしてあげます。

暴れるとき

フェレットは飼い主に慣れていないと、暴れることもあります。
生まれてから半年ぐらいは、どうやっても飼い主に慣れない子もいますが、生後1年ぐらいから飼い主に慣れるようになります。
何よりも、フェレットとスキンシップを取ることが大切であり、信頼関係を築かないとなりません。

スキンシップを取るには、一緒に遊んであげるのが良いです。
ケージの中だけだとストレスを溜めてしまい、運動不足にもなります。
1日に1回はケージの外に出してあげて、飼い主が一緒に遊びましょう。
ボールを使ったり、服の中に潜り込ませるなどして、遊んであげることが出来ます。
怪我しないようなものを使って遊んであげると良く、飼い主に慣れていけば、抱っこしても暴れないようになります。
また、飼い主は無闇にフェレットにストレスを与えないようにして、フェレットを怖がらせると、恐怖心で飼い主に懐こうとしなくなります。
ただ飼い主もフェレットには怯えず、堂々した態度で接する必要はあります。

フェレットの抱っこのしつけ方

飼い主のニオイを覚えさせる

フェレットは、新しい環境に慣れない、昔抱っこされて怖い思いをした、などにより飼い主に抱っこされるのを嫌がることがあります。
そのような場合は、飼い主のニオイのついた服を、寝床に置いておきましょう。
またフェレットは、本来は巣穴で暮らす生き物です。

この性質を生かし、小さい頃から飼い主の服の下に入れて、安心させる方法があります。
出来るだけ長く、お腹のところ入れてあげると、そのうち慣れていき安心します。
ただし、お腹のところにフェレットを置いても、驚かすようなことはしないよう気をつけましょう。
飼い主のニオイを覚えれば、ニオイのあるところが落ち着く場所になります。
抱きながらおやつを食べさせるなどしても良いでしょう。

驚かさず抱っこする

・手を洗う

抱っこするときは、手に細菌が付いていることもあるので、抱っこする前は手を洗いましょう。
また急に抱っこすると怖がるので、静かにゆっくりと触って、驚かさないようにして抱っこするようにします。
最初はそっと撫でてあげると、驚かさせずに済みます。

・急に抱き上げない

まずは、フェレットに声をかける、名前を呼ぶなどして、これから抱き上げることを知らせましょう。
フェレットが声を上げていると、威嚇していたり、恐怖心を表したりしているので、そのような時に無理に触ると、噛まれることがあります。
興奮しているようであれば、落ち着くまで待ち、触らないようにしましょう。

急に抱き上げると、驚いて噛みつくことがあります。
ゆっくりと抱き上げ、両手で落とさないように注意して、しっかり捕まえて抱くようにします。
正面から手を出すと噛むことがあるので、横から捕まえて抱き上げます。

抱っこの仕方

抱っこしても、フェレットはすぐに指の間などからすり抜けようとします。
そのまま床に落ちて怪我をすることもあるので、抱っこしたら、フェレットが落ちないように、しっかりと持ち、すり抜けないように気をつけましょう。
耳や手足など、体の一部だけを持つようなことはせず、体全体を持ち上げて抱っこしてあげます。
一部だけ捕まえて持ち上げようとすると、骨折などさせて怪我することがあります。

基本的な抱っこの仕方は、親指と人差し指の間に、フェレットを乗せて、もう片方の手でお尻周辺を持つようにして、両手で体全体を支えて抱っこします。
抱っこしたら、飼い主の体の方に引き寄せるようにすると、すり抜けにくくなり、落とさないで済みます。
また、抱っこすると暴れることがありますが、暴れても手を離さないようにします。
暴れて離すと、暴れれば解放されると思いこんでしまうので、離さないようにしましょう。
抱っこする前は、フェレットの爪を切っておくと、飼い主も怪我しにくくなります。

フェレットのケージを選ぼう

ケージの種類

フェレットを飼うならば、あると便利なケージは、いくつもの種類があります。
ケージに入れて飼うとなると、大半のケージの中で過ごすこととなり、快適に過ごせるようなケージを選びたいものです。
ケージも様々な種類があり、それぞれにメリットがあります。

・横長タイプ

フェレット用のケージとして、もっとも一般的なタイプです。
トイレを十分に広く確保することができ、エサ場や寝床も設置するスペースが確保出来ます。
飼うとなると、トイレなどを設置しないといけないので、必要な道具を設置できるだけの広さのあるケージを選ぶと良いです。
そのような意味では、横長タイプは、十分に用途を果たしてくれます。

・正方形タイプ

広さはいくつかの種類があり、部屋のスペースに合わせて配置しやすいです。
ただこのようなタイプのケージは、設置できるトイレが限られ、フェレットが粗相する可能性も高いです。

・縦長タイプ

縦に長いケージであり、置ける道具は限られます。
ただ縦に長いので、2階建てや3階建てにすることもでき、フェレットがケージ内で登って遊ぶなどもできます。
縦に長いケージが、複数匹飼うにも良いかもしれません。

ケージを選ぶポイント

・出入り口が大きく高いところにない

フェレットをケージから出すこともあるので、出入り口は大きい方が良いです。
ケージ内を掃除する時にも、フェレットを外に出さないとなりません。
ケージの出入り口は開放する事も多く、高い場所にあると、フェレットが外とケージを移動しにくくなります。
高齢になると動きが鈍くなるので、高いところにあると出入りしにくくなります。

・平坦な床

ケージの床は、網でなく平坦な作りになっている方が良いです。
爪が伸びるのが早い生き物なので、編み目だと爪が引っかかり、怪我をする危険があります。
もしも床が編み目の作りのケージならば、マットを敷くなどして、爪が引っかからないようにしましょう。

・高さより広さがあった方が良い

フェレットは登るのは上手な生き物ですが、降りるのが下手です。
ケージを2階建てや3階建てにしても良いですが、高いところに登れる構造にすると、転落して怪我する危険があります。
部屋に十分に広さを確保できるスペースがあるならば、広いケージを使い、横に動いて遊べるようにした方が良いです。

・壁の編み目は小さい方が良い

ケージとして、犬用を使う方もいますが、犬用のケージは、壁の編み目が広くなっています。
犬であれば多少広い編み目でも出られませんが、フェレットだと通り抜けられることがあります。
そのようなケージを設置すると、フェレットを中に入れても、すぐに外に出てしまいます。
ケージを買うならば、犬用ではなく、フェレット用のケージを買うようにしましょう。