パスバレーフェレット

国内で高い人気を誇るパスバレーフェレット

「パスバレー」は米国東海岸部のペンシルバニアにあるファーム名で、50年近くの歴史を持ち、また最大の規模を誇るファームです。
この種類は、マーシャルフェレットよりも体格が一回りほど大きく毛色の種類が多彩です。

丸顔とガッチリした体型が印象的で、マーシャルに次ぎ、日本で2番目に高い人気を誇るフェレットです。
成体の標準的な体長は雄が40cm前後、雌が35cm前後、体重は雄が1.2~2kg、雌が1kg程度です。
丈夫で病気にかかりにくく、長寿なフェレットと言われ、海外では13年の生涯を元気に生きたとの報告もあります。

性格は遊びが大好きのヤンチャ坊主ですが、噛み癖の無いマーシャルに比較すれば若干噛みぐせが目立ち、この点は注意を要します。
マーシャルに比べれば噛み癖が目立つとはいえ、その他のフェレットと比較すれば、噛み癖が少ないと言えます。
噛み癖が目立つのは赤ちゃんから幼児の時期で、比較的穏やかでおとなしい性格ですので、しつけをすれば、初めてフェレットを飼う方でも容易に飼うことが可能な種類です。

フェレットは全体的に愛玩動物としての歴史は短く、性格的に気性が荒い個体も多いです。
そのような状況下、パスバレーフェレットは飼いやすい種類といえるのです。

フェレットの食事

初めてフェレットを飼う方は食事の与え方に戸惑うかもしれませんが、近年、フェレットをペットとする人の増加に伴い、フェレットフード等、専門のエサが売られるようになってきました。

フェレットは肉食動物なので動物性蛋白質が必須です。
肉類は脂肪分の少ない鳥の肉が適しています。
鳥肉は高蛋白でフェレットの健康維持に効果があります。

また、代用のペット用フードを利用する場合は、犬用ではなく、キャットフードを利用します。
キャットフードはフェレットが必要とする栄養を含有しているので使えますが、犬は雑食であるため、ドッグフードは使えないのです。

パスバレーフェレットの値段は5万円前後

パスバレーフェレットはショップにもよりますが、5万円程度で売られていることが多いようです。
国内でも人気があり多く飼われる種類なので、多くのペットショップで購入が可能となっています。

パスバレーフェレットの上手な飼い方

フェレットは子供時代に噛み癖がある個体が多いため、この時代のしつけは大切です。
この時期に根気良くしつけをしておかないと、大人になってからでは難しいのです。

パスバレーは、やんちゃなところが可愛く、優等生ではないのですが、フェレットらしい性格ですので、相性を見極めたうえで家族に迎え入れると楽しく暮らせるはずです。
ときには噛み付かれて痛い思いをすることもありますが、振り返ればそれも子供時代の懐かしい思い出になってくれるに違いありません。

アンゴラフェレット

やんちゃで遊び大好きマイペースな性格

他の種類と比較した場合、多くの個体は気性が荒いと言われることもありますが、見方を変えれば、フェレットの中でも特に場の空気を読まず、マイペースな種類です。

自分が元気いっぱいに楽しく遊んでいるときは、周囲のフェレットたちが眠くても、寝ていても平気でその上を踏み超えていきます。
噛み癖が強いのが難点で、きちんとしたしつけが大切ですが、これがなくなれば、一緒に楽しく遊んでくれます。
ただ、噛み癖を治すには、きちんとしたしつけが必要なので、初めて飼う方には少しハードルが高いでしょう。

アンゴラフェレットの特徴

ガッチリとした大きな骨格を持ち、大きな体をしており、標準的な成体の体重は1kg~2kgとされますが、オスとメスの体格差が大きくオスは2kg近く、雌は1kg程度のものが多いようです。
毛の長さは、短毛種もいますが長毛種がアンゴラフェレットの特徴で、長くて柔らかいモフモフ・フワフワの毛が気持ちいいですよ。

また、体が大きいと言っても、カナディアン種に比べ、筋肉質ではなくフワフワ・ぷよぷよした体質なので、長くてフワフワな毛と合わせ、とても触り心地の良いフェレットです。

突然変異で生まれ、種が固定化されたアンゴラフェレットはまだ数が少ない希少種なので価格は高めです。
そのため、フェレットファンあこがれの的となっている人気のフェレットです。

アンゴラフェレットの毛足の長さ

①ロングは、長毛でフワフワ・モフモフの手触りの良いフェレットで、通常アンゴラといえばロング種を指します。
他種類の個体に比べると一目瞭然です。
また、毛の長さのみならず、鼻の形が異なり、セミロング、ショートの毛足の種類と違い、鼻毛も生えています。

②セミロングでも一般的なフェレットと比較すれば、被毛はずいぶん長めです。
まれにアンゴラのロング種と見分けがつかない場合もありますが、ロング種のように特殊な鼻の形をしていません。

③ショートでも一般的なフェレットと被毛の長さは同じです。
ロング種とセミロング種との区別を明確にする目的でショートという名称を用いています。

値段は、被毛の長さによって異なり、ショート種は5万円程度で買えますが、セミロング、ロングと被毛が長くなるにつれ人気度も高く、従って価格も高くなります。
セミロング種の中にもロング種とは鼻の形が異なるだけで長毛の個体もおり、ロング種に比べれば低価格なため、ねらい目と言えるかもしれません。

アンゴラロングの上手な飼い方

ロング種の魅力はフワフワ・モフモフの長毛で、寒い時期に触れ合うととても温かく気持ちが良いです。
しかし、長毛のフェレットにとっては、その被毛が立派な防寒仕様になっているため、冬場に暖房具の使用し過ぎで部屋を暖めすぎるとフェレットにとっては暑すぎる室温になりますので注意しましょう。

カナディアンフェレット

元々イタチを飼い慣らしたフェレット

フェレットは元々野生のイタチを農場の農作物や家庭の食料を害虫や害獣から守る、いわゆるネズミ捕りの目的で長い年月を要して飼い慣らした動物です。
近い親戚の動物として、スカンク、ラッコがいます。
現在では、ネズミ捕りの役目は無くなったのですが、その愛嬌ある姿や遊び好きな性格から、ペット目的で飼育され近年人気を博すようになりました。
小動物の中で特に人気で、犬のようにリードを付けて公園や道を散歩する姿も見られるようになりました。

元々イタチ科の動物なので、臭腺から強い臭いを発するのですが、店頭に並ぶフェレット達は、家庭で飼われることが前提なので臭腺を取っています。
1度の出産で平均6~9匹の子供を産む多産の動物で、しかも繁殖期は特に無く、一年中繁殖可能な動物です。
しかし、現在日本に輸入されているフェレットたちは、海外で避妊・去勢の手術を受けて輸入されており、国内の繁殖も進んでいません。
そのため現在国内にいるフェレットの個体の多くは海外生まれの海外育ちなのです。

丸顔と筋肉質な体形が特徴のカナディアンフェレット

カナディアンフェレットは、骨格がガッチリとしており、筋肉質でしっかりした体格をしています。
他の種類に比べて大柄で、特にオスの個体がメスに比べて大きくなる傾向が多くみられるフェレットです。

体型がしっかりしている分、体重も重く、成体では、標準的な体長は雄が約45cm程度、雌が約40cm程度、体重は雄が2㎏弱、雌が1.5kg弱です。
外見上の特徴は、丸顔と筋肉質な体型が特色です。
毛色の種類も豊富で、耳の内側に入れ墨のような濃い色の斑が入る固有の特徴もあります。

やんちゃ坊主のカナディアンフェレット

遊び好きなのは他のフェレットと同様です。
しかし、カナディアンフェレットは特にヤンチャな性格をしています。
一緒に遊びたい方には最適で、おもちゃでともに遊べ、フェレットの運動不足解消やストレス発散にもつながります。

体も大きく、はじめは噛み癖も強いため、根気よくしきちんとしつけなくてはいけません。
しつけの困難さもあり、子供さんのいる家庭にはおススメできません。
また、余裕をもって飼育でき、根気良く躾をする必要がありますので、初めてフェレットを飼う方にもおススメできません。

フェレットの上手な飼い方

食性は肉食性ですが、極少量のくだものも摂取し、食欲が旺盛です。
食事内容は栄養バランスを考慮して管理する必要がありますが、飼育するうえではショップで売られている専用フードが好ましいでしょう。

フェレットは丈夫で飼育が容易な動物ですが、暑さに弱く夏季の室温管理には注意が必要で、28度を超えないようにしなくてはいけません。
赤ちゃん時は伝染病にかかるケースが見られるので、感染予防の接種が必要です。
この時期にかかりやすいジステンパーは感染すれば命を落とすケースが多く、予防接種は必須です。